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為替円安、行き過ぎた動きには「ならすこと必要」=鈴木財務相

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鈴木俊一財務相は3日、訪問先のジョージアの首都トビリシで会見し、円安が続く為替について、急激な変化は好ましくないとし、「行き過ぎた動きにはならすことが必要かもしれない」と語った。写真は2023年10月、モロッコのマラケシュで開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会に出席した際の鈴木財務相(2024年 ロイター/Susana Vera)

[3日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は日本時間3日、円安が続く為替について、「行き過ぎた動きにはそれをならすことは必要になるかもしれない」と述べた。訪問先ジョージアの首都トビリシで記者団に語った。

鈴木財務相は「(為替の)水準が適正か適正でないか申し上げると市場に不測の影響を与えかねない」とした上で、「市場においてファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映して決まっていくもの。安定的に推移することが望ましく、急激な変化そのものは好ましくない」と市場の動きをけん制した。

4月29日と5月2日にドル/円が急落し、政府・日銀による円買い介入の観測が市場に広がった。鈴木財務相は記者から介入の有無を問われたものの、明らかにしなかった。

(山口貴也 編集:久保信博)

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