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宮古の山林火災 延焼阻止も鎮火に至らず 23日朝消火再開 |NHK 岩手県のニュース

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宮古市で起きた山林火災は発生から2日以上がたち、延焼は阻止しましたが、今もくすぶり続けていて、消防などは日没後、消火作業を中断し、23日朝、再開することにしています。

警察などによりますと、20日午後1時すぎ、宮古市刈屋の小屋から出火し、周辺の山林に燃え広がりました。

岩手県の災害特別警戒本部によりますと、22日午前10時の時点で180ヘクタールが焼けましたが、これまでのところ住宅などへの被害やけがをした人などの情報はないということです。

現場では22日も、岩手、青森、秋田の3県と自衛隊のヘリコプター合わせて9機と消防と警察の140人余りが放水などを続けました。

宮古市の災害対策本部によりますと、3日間にわたる消火活動で延焼はひとまず阻止できましたが、今もくすぶり続けているということです。

消防などは日没後、消火作業を中断し、23日朝、再開することにしています。

この影響で近くにある宮古市立新里中学校は22日、休校の措置をとり、23日の休校も決めました。

また、新里保育所も23日も施設を閉め、火災が起きている山林とは離れた生涯学習センターで保育を続けるということです。

宮古市の芳賀直樹危機管理監は「消火活動が3日目となり、火も落ち着いてきたとは思うが、これだけ広範囲なので完全に消し止めるのは難しい状況です。1つ1つ片づけて消していきたいと思う」と話していました。

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