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「夢の超特急」北陸新幹線延伸で福井活況 九州は曲折も ルポ迫真「快走/迷走 伸びる新幹線」まとめ読み - 日本経済新聞

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2024年5月3日 5:00

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東海道・山陽新幹線などに続き、北海道や北陸、九州を含む5つの整備新幹線を国主導でつくる計画が1973年に決まって半世紀余り。地域経済や国の形を変えるインパクトを持った「夢の超特急」は、地域の期待を乗せて走り続けてきました。その視線には変化もみられます。なお整備途上にある新幹線の延伸を巡る現場を追いました。

(1)北陸新幹線延伸1カ月 活況の福井発「夢の好循環」行き



北陸新幹線金沢―敦賀間が3月16日に開業して1カ月余り。延伸区間には石川県に2つ、福井県に4つの新幹線駅が新設され、関西圏とつながりが深い土地に関東圏からの新たな人の流れが生まれました。「100年に1度のチャンス」。課題もあるなか福井駅前は28階建ての商業施設が建ち、変貌を遂げつつあります…記事を読む

(2)北陸新幹線の敦賀延伸 近づく首都圏遠のく関西



「早期の新大阪延伸につなげたい」。北陸新幹線金沢―敦賀間の開業式典でJR西日本社長は強調しました。現計画では「敦賀止まり」が20年以上続きます。国土交通省の試算で残る区間の事業費は2兆円超。全線開業の前倒しは、安定した財源がなければ実現しません。JR西はジレンマを抱えて走り続けます…記事を読む

(3)こじれる西九州新幹線、全線開通へ試される政治力



長崎(長崎市)―武雄温泉(佐賀県武雄市)間で2022年に開業した西九州新幹線は、博多方面への延伸ルートが定まりません。新幹線と在来線の両方を走行できるフリーゲージトレイン(FGT)の開発を国が断念したことがきっかけです。時短効果が小さい佐賀県からは「膨大な建設費負担」に反発が出ています…記事を読む

(4)函館、「悲願」の新幹線直通、整備費160億円が呼ぶ波紋



「市民と地域の悲願だ」。北海道函館市は北海道新幹線の函館駅乗り入れに強い意欲を示しています。160億円前後で整備可能とし、年百数十億円の経済効果を見込みます。ただ、ハードルは高いようです。JR北海道は「可能とは思っていない」と強調し、北海道も慎重姿勢。悲願達成はなるのでしょうか…記事を読む

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