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毎日新聞
2024/4/23 19:30(最終更新 4/23 19:59)
436文字
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23日午前11時45分ごろ、京都市東山区清水3の「産寧坂(さんねいざか)」で桜の木が倒れ、三重県在住の男性(62)が下敷きになった。京都府警によると、男性は右鎖骨など4カ所を骨折して重傷。男性は高校教員で、遠足の引率で訪れていたという。 府警東山署によると、桜は高さ9・1メートル、幹回り1・7メートルで、根元から折れていた。男性は「坂を上っている時に後ろでボキボキという音がしたため、振り返ると右肩付近に木が倒れてきた」と話しているという。同署は産寧坂を通行止めにし、倒木の原因などを調べている。 近くで清水焼の店を営む谷口嘉一さん(52)は「聞いたことのないようなズズズという音と、観光客の悲鳴が聞こえたので、外に出ると木が倒れていた。この付近では最も早く咲く桜で有名だった。雨で観光客が少なかったが、普段の人出ならもっと多くのけが人が出たかも」と驚いていた。
産寧坂は世界遺産・清水寺の近くにあり、飲食店や土産物店が建ち並ぶ京都有数の観光地。【日高沙妃、中島怜子】 ' +
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