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足立衆院議員に33万円賠償命令 国会質疑動画で名誉毀損―東京地裁:時事ドットコム

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時事通信 社会部2024年04月23日19時47分配信

日本維新の会の足立康史衆院議員

 日本維新の会の足立康史衆院議員がユーチューブで公開した国会質疑などの動画で名誉を傷つけられたとして、IT評論家の女性が1650万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。鈴木わかな裁判長(川崎直也裁判長代読)は名誉毀損(きそん)を認め、足立氏に33万円の支払いを命じた。

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 国会での発言は院外では免責されると憲法に規定されているが、動画は質疑内容をそのまま公表したものではないとして、対象外と判断した。

 判決によると、足立氏は2021年6月4日の衆院内閣委員会で、ある人物をスパイだとする主張を取り上げた上で、「明らかにデマだ」と発言。質疑では誰が主張したかには言及しなかったが、同日公開したユーチューブ動画では質疑の様子の隣に女性の顔写真などが掲載された。

 鈴木裁判長は、足立氏の発言は女性の社会的評価を低下させるものだとして名誉毀損を認定。動画には質疑で出されていない女性の顔写真などが含まれているとし、免責されるとの足立氏側主張を退けた。

 足立氏側は取材に、「控訴などの対応は判決内容を精査した上で決定したい」などとメールで回答した。

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