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時事通信 社会部2024年04月23日18時05分配信 旧日本陸軍第32軍司令部地下壕(ごう)の第5坑口(沖縄県提供)
沖縄県は23日、首里城(那覇市)の下にある旧日本陸軍第32軍司令部の地下壕(ごう)の発掘調査結果を発表した。壕の出入り口である坑口の正確な位置や、中枢部の坑道などの関連遺構を新たに確認。県は2025年度以降に地下壕を保存・公開する方針で、今後も調査を進める。
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発掘調査では、経年により土に埋もれた第1坑口と第5坑口の表土を除去し、当時の床面や柱などの遺構を確認した。第5坑口ではトロッコの枕木やレールも初めて出土した。
軍が作戦室を置いた中枢部とみられる未発掘の区間では、ボーリング調査を実施。崩落し堆積した土砂と、壕の構造物とみられる木片が見つかり、坑道があったことが確認された。ただ、坑道内の測量はできなかった。
最終更新:2024年04月23日18時40分 こんな記事も