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台湾・花蓮で震度5強の地震相次ぎ発生、被災したホテルとビルが大きく傾く

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 【台北=園田将嗣】台湾の中央気象局によると、台湾東部・花蓮で23日午前、最大震度5強を観測する地震が相次いで発生した。

23日未明に相次いだ地震で傾いたビル(台湾東部・花蓮で、消防当局提供)

 23日午前2時26分(日本時間午前3時26分)頃、花蓮沖を震源とする地震があった。地震の規模を示すマグニチュードは6・0。6分後の同2時32分(同3時32分)頃には花蓮内陸を震源とする地震があり、マグニチュードは6・3だった。それぞれの地震で花蓮では震度5弱を観測した。

 消防当局によると、これらの地震で負傷者は確認されていないが、花蓮で営業停止中のホテルとビルの計2棟が大きく傾いた。いずれも3日の花蓮沖を震源とする最大震度6強の地震で被災していた。

 23日午前5時31分(同6時31分)頃と同8時4分(同9時4分)頃にも、花蓮内陸や花蓮沖を震源とする地震があり、いずれも花蓮で震度5強を観測した。3日の地震以降、台湾では1100回を超える余震が起きている。

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