「菖蒲湯」で健康長寿願う　真岡・井頭温泉で端午の節句に合わせ｜下野新聞 SOON

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菖蒲湯に漬かる人たち

　【真岡】下籠谷（しもこもりや）の真岡井頭温泉で３日、端午の節句に合わせて健康長寿を願い、男女露天風呂にショウブの葉を浮かべる「菖蒲（しょうぶ）湯」が始まった。６日まで。

　初日は親子連れなど多くの人が訪れ、ショウブの葉の爽やかな香りが漂う露天風呂で疲れを癒やした。子どもたちはショウブの葉を物珍しそうに手に取り、香りを嗅いで楽しんでいた。

　11歳と９歳の息子２人と井頭公園で遊んできた茨城県結城市小田林、会社員稲葉真也（いなばしんや）さん（38）は「菖蒲湯は家庭ではできないので親子で入れて良かった。子どもたちには元気に育ってほしい」と話した。

　同温泉営業課の高岡崇（たかおかたかし）係長は「連休明けの学校や仕事に向けて、菖蒲湯に漬かり疲れを取ってほしい」と来館を呼びかけた。

　同温泉は25～26日、井頭公園の「ローズフェスタ」に合わせて女性露天風呂にバラを浮かべる「バラ風呂」も予定している。営業時間は午前10時～午後９時。火曜定休。(問)同温泉０２８５・８３・８８２２。

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